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概要:米国株式市場は主要株価3指数が軒並み3%を超えて下落し、ダウ工業株30種は1000ドルを超える下げを記録した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ抑制に向けた利上げ継続を示唆したことが圧迫材料となった。
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[26日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価3指数が軒並み3%を超えて下落し、ダウ工業株30種は1000ドルを超える下げを記録した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ抑制に向けた利上げ継続を示唆したことが圧迫材料となった。
米国株式市場は主要株価3指数が軒並み3%を超えて下落し、ダウ工業株30種は1000ドルを超える下げを記録した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ抑制に向けた利上げ継続を示唆したことが圧迫材料となった。(2022年 ロイター/Brendan McDermid)
ナスダック総合は、グロース株やハイテク株が売り込まれる中、約4%急落し、1日としては6月16日以来の大幅な下げとなった。
パウエル議長は26日、米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演し、成長鈍化などの「痛み」を伴ったとしても、インフレが抑制されるまで「当面」金融引き締めが必要という見解を示した。
ナティクシス・インベストメント・マネジャーズのポートフォリオストラテジスト、ギャレット・メルソン氏は、パウエル議長が「今後の利上げペースやどのように金融環境が引き締められるかではなく、制限的な政策スタンスがどの程度維持されるか」を幾分明確にした可能性があると指摘。同時に、他のFRB当局者も最近、同様のシグナルを発していたという見方を示した。
投資家の不安心理の度合いを表す「恐怖指数」ことボラティリティー・インデックス(VIX)は3.78ポイント上昇の25.56と、終値としては6週間ぶりの高水準となった。
S&P総合500種の全11セクターが下落。情報技術 、通信サービス、一般消費財は3.9─4.3%下落した。
前日上昇していた半導体エヌビディアは9.2%、アマゾン・ドット・コムは4.8%それぞれ下落。アルファベットやメタ・プラットフォームズ、ブロックも4.1─7.7%安となった。
週間ではナスダックが4.4%、ダウが4.2%、S&Pは4%それぞれ下落した。また、3指数はこの日の下げによって8月の上昇分を全て失った。
朝方発表された7月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比は6.3%上昇し、伸び率は前月から鈍化し、今年1月以降で最も低い伸びとなった。前月比でも0.1%低下と、2020年4月以降で初めて低下した。
デル・テクノロジーズは13.5%安。デルは25日、高インフレや景気見通し悪化で消費者や企業が支出を手控える中、高インフレや景気見通し悪化で消費者や企業が支出を手控える中、今四半期の売上高の伸びが鈍化すると予想した。
米取引所の合算出来高は103億7000万株。直近20営業日の平均は106億4000万株だった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 32283.40 -1,008.3 -3.03 33293.43 33364.7 32278.2
8 0 2
前営業日終値 33291.78
ナスダック総合 12141.71 -497.56 -3.94 12630.58 12655.8 12141.5
4 2
前営業日終値 12639.27
S&P総合500種 4057.66 -141.46 -3.37 4198.74 4203.04 4057.66
前営業日終値 4199.12
ダウ輸送株20種 14380.23 -577.47 -3.86
ダウ公共株15種 1026.74 -16.77 -1.61
フィラデルフィア半導体 2798.44 -172.62 -5.81
VIX指数 25.56 +3.78 +17.36
S&P一般消費財 1254.71 -50.63 -3.88
S&P素材 490.81 -15.89 -3.14
S&P工業 805.58 -29.29 -3.51
S&P主要消費財 772.14 -19.66 -2.48
S&P金融 559.28 -17.50 -3.03
S&P不動産 268.76 -7.00 -2.54
S&Pエネルギー 629.38 -6.81 -1.07
S&Pヘルスケア 1480.51 -42.60 -2.80
S&P通信サービス 187.37 -7.53 -3.87
S&P情報技術 2444.95 -109.32 -4.28
S&P公益事業 383.18 -6.01 -1.54
NYSE出来高 8.50億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 28225 - 385 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 28220 - 390 大阪比
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