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概要:[17日 ロイター] - マレーシアの電力会社テナガ・ナショナルは17日、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロ(ネットゼロ)を達成するため、今後28年間に年約200億リンギ(44億8000万ド
[17日 ロイター] - マレーシアの電力会社テナガ・ナショナルは17日、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロ(ネットゼロ)を達成するため、今後28年間に年約200億リンギ(44億8000万ドル)の設備投資を目指すと発表した。
バハリン・ディン社長兼最最高経営責任者(CEO)は声明で、この投資が「利払い・税引き前利益(EBIT)を2倍以上にする機会を開く」と述べた。
政府系ファンドのカザナ・ナショナルを筆頭株主とするテナガは、マレーシアのクリーンエネルギー市場でシェア拡大を目指す。同市場は50年までに650億─800億リンギ規模に達すると予想されている。
バハリン氏によると、東南アジアでガス・水力発電事業を模索しており、50年までに800メガワットの発電能力を目標としている。
新エネルギー部門は、50年までに14.3ギガワットの発電能力を目指す。70億ドルの資本投資により再生可能エネルギーのポートフォリオを拡大するとバハリン氏は述べた。
また電気自動車(EV)の国内普及を促進するプロジェクトに、今後3年間で9000万リンギ投資する予定。
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