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概要:皆さん、こんにちは。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。 今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。 陳さんはまず、今週のメキシコペソ円について、『ドル円の下落に連
皆さん、こんにちは。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。
今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のメキシコペソ円について、『ドル円の下落に連れて上値の重い展開になりそうだ』と述べています。
続けて、『ただ、来週のメキシコ中銀会合では利上げが予想されているため、下げ幅は限定的になるのではないか』と考察しています。
次に、『29日発表した22年4~6月期実質国内総生産(GDP)は、前四半期比で+1.0%だった。
産油国として世界的な原油高の恩恵を受けたほか、米国向けの自動車の輸出額が増加した。
実質経済成長率がプラスになるのは3四半期連続。
22年1~3月期も前四半期比で+1.0%だった』とし、『好調なGDPに加え、7月前半のメキシコ消費者物価指数(CPI)が前年同期比で8.16%上昇したことから、メキシコ銀行(中銀)は8月11日の会合で6月に次いで0.75ポイントの利上げを決定するとの見方が強まっている』と解説しています。
また、『メキシコの国営石油会社ペメックスは22年4~6月期に原油などの輸出額が3197.8億ペソ(約2兆円)と前年同期比で89%増えた。
ロシアによるウクライナ侵攻で世界的にエネルギー価格の高騰が続く中、ペメックスは原油の増産を急ぐとともに、精製能力を引き上げるために積極投資している。
自動車の輸出も回復している。
自動車の輸出額は22年1~6月に783億ドル(約10.5兆円)と前年同期比で11.5%増えた。
主な輸出先である米国における需要が堅調だったほか、半導体不足による生産の停滞が徐々に解消しつつある』と述べています。
一方で、『メキシコ銀行(中銀)が民間銀行など38機関の予測をまとめて7月1日に公表した調査では、22年通年の実質経済成長率の見通し(中央値)は1.8%と6月公表時点の予測を据え置いた。
23年通年の予測は1.9%と2.0%から下方修正した』と伝えています。
こうしたことから、陳さんは、メキシコペソ円の今週のレンジについて、『6.30円~6.70円』と予想しています。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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