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概要:[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は1日公表の報告書で、来年に東部沿岸地域が大規模な天然ガス不足に見舞われ、国内のエネルギー安全保障にも重大なリスクが生じか
[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は1日公表の報告書で、来年に東部沿岸地域が大規模な天然ガス不足に見舞われ、国内のエネルギー安全保障にも重大なリスクが生じかねないと警告した。政府に対しガス輸出規制の措置発動を検討するよう要請した。
国内で生産される液化天然ガス(LNG)のうち、輸出業者が輸出に回す分が国内向け供給分を上回るとみられることが原因。輸出に回るのは想定で総需要の10%に当たる56ペタジュールという。
ACCCは「これが(ガスの)国内価格の押し上げ圧力をさらに強め、コスト高に対応できない国内製造業の一部の廃業にもつながりかねない。そうした動きは既に出ている」と指摘。政府に対し、来年のガス不足見込みを今のうちに正式に認定し、それによるガス安全保障政策「豪国内ガス安全保障メカニズム(ADGSM)」の第1弾を発動することを提言した。LNG輸出業者に対しては、国内向け供給の拡大を要請した。
政府は今年7月、ADGSMの2030年までの延長を提案している。供給ひっ迫を防ぐためのガス備蓄強化が狙いだ。政府はADGSMに基づけば、国内に翌年供給されるLNGが減少する恐れがあると判断した場合に輸出規制措置を行使できる。
チャーマーズ財務相はACCCが指摘した問題について「深く懸念している」と語るとともに、報告書が東部沿岸のガス市場を巡る警戒すべき事象を浮き彫りにしているとの考えを示した。
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