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概要:[マドリード 26日 ロイター] - スペイン政府は26日、2022年と23年のインフレ率予想を引き上げた。23年の経済成長率目標は下方修正した。ウクライナ戦争が欧州経済に引き続きマイナスの影響を与え
[マドリード 26日 ロイター] - スペイン政府は26日、2022年と23年のインフレ率予想を引き上げた。23年の経済成長率目標は下方修正した。ウクライナ戦争が欧州経済に引き続きマイナスの影響を与えるとの見通しを示した。
22年のインフレ率は4月予想の6.1%から7.8%に、23年は2.2%から2.9%に引き上げた。
エネルギーと食品価格の上昇を背景に、スペインの6月インフレ率は37年ぶりに10%を超え、政府は物価見通しの引き上げを余儀なくされた。
カルビニョ経済相は「ウクライナ戦争は経済や社会に大きな影響を及ぼしている。全ての政府が成長率予測を下方修正し、インフレ率予測を上方修正している」と述べた。
22年の成長率目標は4.3%で据え置いた。第2・四半期の観光需要期が国内総生産(GDP)の伸びに寄与しているという。
統計局は今週、第2・四半期のGDP統計を発表する。
23年の成長率目標は3.5%から2.7%に引き下げた。
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