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概要:[東京 22日 ロイター] - 総務省が22日に発表した6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.7と、前年同月比2.2%上昇した。前月の2.1%上昇を上回って2015年3月以来
[東京 22日 ロイター] - 総務省が22日に発表した6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.7と、前年同月比2.2%上昇した。前月の2.1%上昇を上回って2015年3月以来の大きな伸び率となった。政府の補助金などでエネルギー価格の伸びが鈍る一方、生鮮食品を除く食料が指数を押し上げた。
日銀が目標とする2%を3カ月連続で上回った。消費増税の影響を除けば2008年9月以来の伸び率。ロイターがまとめた民間予測は同2.2%上昇だった。
生鮮食品を除く食料は3.2%上昇と前月の2.7%上昇を上回った。エネルギー価格は16.5%上昇で、前月の17.1%上昇から伸び率が縮小した。このうち、ガソリンは12.2%上昇、電気代は18.0%上昇。
携帯電話の通信料は22.5%下落。前月から下落率は変わらなかった。総合指数への寄与度はマイナス0.37ポイント。
(和田崇彦 編集:田中志保)
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