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概要:石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成される「OPECプラス」は、バイデン米大統領の中東歴訪が予定される中、現行の増産計画を8月も維持する可能性が高い。複数の関係筋が明らかにした。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成される「OPECプラス」は、バイデン米大統領の中東歴訪が予定される中、現行の増産計画を8月も維持する可能性が高い。複数の関係筋が明らかにした。写真はウィーンのOPEC本部で2015年8月撮影(2022年 ロイター/Heinz-Peter Bader)
[ロンドン 23日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成される「OPECプラス」は、バイデン米大統領の中東歴訪が予定される中、現行の増産計画を8月も維持する可能性が高い。複数の関係筋が明らかにした。
OPECプラスは6月2日の会合で、7─8月の原油の増産幅を日量64万8000バレルと従来の43万2000バレルから拡大することで合意した。
ロシアのウクライナ侵攻で世界的にエネルギー価格が高騰する中、欧米諸国から増産圧力が高まっていた。米国はOPECプラスの決定を歓迎した。
OPECプラスは6月30日に次回会合を開催し、8月の生産方針を議論するとみられる。
OPECプラスの関係者は「OPECプラスは今月の会合で計画を変更するつもりはない」と述べた。他の関係者も同様の発言をしている。
バイデン大統領は、7月に初めてサウジアラビアを訪問する予定。バイデン政権とサウジは、人権問題やイエメン内戦、米国のサウジへの武器供給などを巡り緊迫した関係が続いている。
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