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アマゾン、出品者とのデータ共有提案 ＥＵ制裁金回避へ＝関係筋
概要：［ブリュッセル １３日 ロイター］ - 米アマゾン・ドット・コムがマーケットプレイスのデータを出品者と共有し、サイト上でライバル製品が見えやすくすることを提案したと複数の関係筋が明らかにした。欧州連合
［ブリュッセル １３日 ロイター］ - 米アマゾン・ドット・コムがマーケットプレイスのデータを出品者と共有し、サイト上でライバル製品が見えやすくすることを提案したと複数の関係筋が明らかにした。欧州連合（ＥＵ）競争当局による制裁金を回避して年内に調査を終わらせたい考えという。
欧州委員会は２０２０年１１月、アマゾンが規模や支配力、データを利用して自社製品を売り込み、同社サイトに出店している小売業者に対し不当な優位性を得ている疑いがあるとの見解を示した。
自社やアマゾン配送サービスを使っている出品者を優遇している疑いでも調査を開始。さらに、サイト上で売り上げの大部分を稼ぐ「購入ボックス」と呼ばれる部分に表示する小売業者の選定方法も焦点となっている。
関係筋によると、アマゾンは出品者にマーケットプレイスの一部データへのアクセスを認めるとともに、小売部門が収集したデータを商業部門が利用できないようにする案を提示した。
最初の購入ボックスに自社製品が表示された場合、ライバル製品を表示する２つ目のボックスを作ることも提案した。
ＥＵ競争当局は今後数週間でライバル企業や利用者の意見を求める方針で、修正を経て年内にも最終決定される可能性があるという。
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