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概要:日経平均は小幅に9日続伸。 24日の米国市場でNYダウは反発し、349ドル高となった。 需給ひっ迫観測の後退とともに原油先物相場が反落。 週間の新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったこともあり、景気
日経平均は小幅に9日続伸。
24日の米国市場でNYダウは反発し、349ドル高となった。
需給ひっ迫観測の後退とともに原油先物相場が反落。
週間の新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったこともあり、景気回復への期待から買いが優勢となった。
本日の日経平均は米株高の流れを引き継いで228円高からスタートしたが、前日までの8日続伸で2900円あまり上昇していたことから利益確定売りも出て、寄り付きをこの日の高値に伸び悩み。
その後は下落に転じる場面もあり、前日終値を挟んでもみ合う展開だった。
大引けの日経平均は前日比39.45円高の28149.84円となった。
9日続伸は2019年9月以来。
東証1部の売買高は11億8685万株、売買代金は3兆0581億円だった。
業種別では、海運業、水産・農林業、医薬品が上昇率上位だった。
一方、保険業、パルプ・紙、情報・通信業が下落率上位だった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の46%、対して値下がり銘柄は49%となった。
個別では、郵船 (T:9101)や商船三井 (T:9104)といった前日大きく売られた海運株が反発し、川崎船 (T:9107)は2%超の上昇。
その他売買代金上位では東エレク (T:8035)や任天堂 (T:7974)が堅調で、新型コロナウイルス飲み薬の供給で政府と合意した塩野義 (T:4507)は4%超上昇した。
前期事業利益が従来予想を下振れしたJフロント (T:3086)だが、コロナ禍の長期化にもかかわらず健闘と受け止められて買い優勢。
ファナック (T:6954)は自社株買い実施を好感した買いが入った。
また、ダイジェット (T:6138)がストップ高を付け、麻生との資本業務提携を発表した大豊建 (T:1822)は買い気配のままストップ高比例配分となった。
一方、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、ソニーG (T:6758)が軟調で、レーザーテック (T:6920)は伸び悩み小安く終了。
また、ファーマF (T:2929)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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