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概要:21日のニューヨーク外為市場でドル・円は119円10銭から119円47銭まで上昇し引けた。 全米企業エコノミスト協会年次会合での講演で、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は必要とあれば5月連邦
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は119円10銭から119円47銭まで上昇し引けた。
全米企業エコノミスト協会年次会合での講演で、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は必要とあれば5月連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイント利上げの可能性や中立を上回る水準まで金利を引き上げる可能性を指摘し、タカ派姿勢を強めた。
このため、積極的な引き締めを織り込む金利の上昇に伴うドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは1.1052ドルまで強含んだ後、1.1015ドルまで反落して、引けた。
ドイツのPPIが77年来で最大の伸びを維持したため欧州中央銀行(ECB)の年内の利上げ観測が再燃し一時ユーロ買いが強まった。
その後、パウエルFRB議長のタカ派発言を受けたドル買いに反落。
ユーロ・円は131円43銭まで下落後、131円75銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3140ドルから1.3210ドルまで上昇した。
欧州引けにかけてショートカバーが強まった。
ドル・スイスは0.9294フランまで下落後、0.9329フランまで上昇した。
[経済指標]・米・2月シカゴ連銀全米活動指数:0.51(予想0.54、1月:0.59←0.69)
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