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概要:米国株式市場は反落。 ダウ平均は54.57ドル安の34934.27ドル、ナスダックは15.67ポイント安の14124.09で取引を終了した。 ウクライナ情勢で、ブリンケン国務長官がロシア軍が撤収してい
米国株式市場は反落。
ダウ平均は54.57ドル安の34934.27ドル、ナスダックは15.67ポイント安の14124.09で取引を終了した。
ウクライナ情勢で、ブリンケン国務長官がロシア軍が撤収している確認がとれないとしたほか、NATOのストルテンベルグ事務総長もむしろ増強しているように見えると警告し東欧の防衛強化を決定したため、ロシアのウクライナ侵攻懸念が再燃し、寄り付き後、下落。
その後、連邦準備制度理事会(FRB)が1月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でメンバーが間もなく利上げが適切になると主張したものの3月FOMCでの大幅利上げの必要性などには触れずタカ派色が強まらなかったため金利の低下が好感され、引けにかけて下げ幅を大幅に縮小した。
セクター別ではエネルギーや素材が上昇した一方で、電気通信サービスが下落。
クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)、ノルウェ—ジャン(NCLH)などは、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)がクルーズを巡る警戒レベルを引き下げる計画を発表し、需要回復期待に上昇。
百貨店のメーシーズ(M)はアナリストの投資判断引上げで上昇した。
AI活用の消費者金融のアップスタート(UPST)は四半期決算で、1株利益が予想を上回り上昇。
一方、オンライン小売りのショップファイ(SHOP)は2022年の通期の収益の伸びが21年のほぼ半分に留まるとの見通しが警戒され、下落した。
オンラインゲーム・プラットフォーム運営のロブロックス(RBLX)は第4四半期決算で予想以上の赤字を計上し、下落。
メディアのパラマウントグローバル(VIAC)も第4四半期決算で予想を下回る結果が嫌気され、下落した。
ソフトウエア開発会社のシスコシステムズ(CSCO)は取引終了後に四半期決算を発表。
内容が予想を上回ったほか、自社株買いと増配計画を発表し、時間外取引で上昇している。
Horiko Capital Management LLC
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