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概要:[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に4日ぶり反発した。米金融政策の先行きに対する市場の懸念は依然としてくすぶるが、前日の大幅安を受け幅広い業種で自律反発を見込んだ買いが優勢と
[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に4日ぶり反発した。米金融政策の先行きに対する市場の懸念は依然としてくすぶるが、前日の大幅安を受け幅広い業種で自律反発を見込んだ買いが優勢となった。日米で決算シーズンが本格化し好業績銘柄を物色する動きもみられ、株価下落に対する過度な警戒感はひとまず和らいだ。
TOPIXは1.87%高の1876.89ポイント。東証1部の売買代金は3兆3464億8900万円だった。東証33業種では、鉄鋼を除く32業種が上昇。値上がり率上位には、海運業、化学工業、パルプ・紙、輸送用機器、鉱業、非鉄金属などが並んだ。
日経平均は寄り付きで反発後、上げ幅を縮小する場面はあったものの上値追いの展開となった。大引けにかけては一段と強含み、一時594円55銭高の2万6764円85銭まで上昇した。前日までの3日間に日経平均は約1400円下落したため、反動高を期待した買いが入った。米株市場の引け後に発表されたアップルやビザの好決算を受けて、時間外取引での米株先物が堅調に推移したことも支援材料となった。
東洋証券の大塚竜太ストラテジストは、米国の利上げ加速に対する警戒感は依然としてあるものの、好決算を発表する企業が相次いでおり投資家心理が改善していると指摘する。来週は主力企業の決算発表がピークを迎える予定で、「業績の全体像がある程度わかると過度な悲観は不要。決算を確認しながら株価はじわじわと値を戻すだろう」とみている。
個別では、前日に好決算を発表した信越化学工業、富士電機、野村不動産ホールディングスなどが買われ、東証1部の値上がり率の上位に並んだ。半面、富士通は決算が嫌気され9%超安となった。
半導体関連株はまちまち。好決算銘柄の一角は買われたものの、米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が4%超安となったことでレーザーテックが1.97%下落し、東証1部の売買代金トップとなった。
そのほか、ファーストリテイリング、ダイキン工業、アドバンテストも大幅高。東京エレクトロン、KDDI、大塚ホールディングスは売られた。
東証1部の騰落数は、値上がり1926銘柄(88%)に対し、値下がりが219銘柄(10%)、変わらずが36銘柄(1%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 26717.34 +547.04 26429.85 26,289.69─26,764.85
TOPIX 1876.89 +34.45 1862.78 1,852.22─1,880.00
東証出来高(万株) 132965 東証売買代金(億円) 33464.89
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