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概要:午後3時のドル/円は、前日のNY市場終盤(114.94/97円)からドル高/円安の115.10/12円で推移している。仲値にかけて実需のドル買いフローが入ったほか、日経平均株価が下げ幅を縮小したことを背景にドル買い/円売りが強まった。その後もドルはじりじりと上昇し、一時115.12円と11月26日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。
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午後3時のドル/円は、前日のNY市場終盤(114.94/97円)からドル高/円安の115.10/12円で推移している。写真はドルとユーロ紙幣、2020年5月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
[東京 30日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のNY市場終盤(114.94/97円)からドル高/円安の115.10/12円で推移している。仲値にかけて実需のドル買いフローが入ったほか、日経平均株価が下げ幅を縮小したことを背景にドル買い/円売りが強まった。その後もドルはじりじりと上昇し、一時115.12円と11月26日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。
楽天証券・FXディーリング部の荒地潤氏は「海外市場ではクリスマス休暇後に年始モードになる投資家も多く、年明け以降のドル高を見越してドル買い・円売りを仕掛けている可能性もある」という。
日中の値幅は約17銭にとどまった。時間外取引の米10年債利回りが横ばいにとどまったほか、今晩発表の週間の米新規失業保険申請件数や12月の米シカゴ地区購買部協会景気指数を控えて様子見姿勢も強く、「ドル/円を買い上げていく材料が乏しく、力強い上昇には至っていない」(外為アナリスト)と指摘する声も聞かれた。
海外時間でのドル/円の動向に注目が集まっている。あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は「海外勢が円売りポジションを増やした場合は、欧米時間でドル/円は30銭くらい上昇する可能性はある」との見方を示した。
ユーロは朝方は堅調に推移したものの、その後は利益確定売りが優勢となった。ユーロ/ドルは1.1324/1328ドル、ユーロ/円は130.36/40円。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 115.10/12 1.1324/28 130.36/40
午前9時現在 114.94/96 1.1358/62 130.56/60
NY午後5時 114.94/97 1.1348/52 130.46/50
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