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概要:経済産業省が28日発表した11月鉱工業生産指数速報は前月比7.2%上昇し97.7と、2カ月連続でプラスとなった。部品不足で減産していた自動車の生産回復などにより、今年7月以来の水準を回復した。となった。
ロイター編集
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12月28日、経済産業省が発表した11月鉱工業生産指数速報は前月比7.2%上昇し97.7と、2カ月連続でプラスとなった。写真は横浜で2017年1月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 28日 ロイター] - 経済産業省が28日発表した11月鉱工業生産指数速報は前月比7.2%上昇し97.7と、2カ月連続でプラスとなった。部品不足で減産していた自動車の生産回復などにより、今年7月以来の水準を回復した。となった。
ロイターの事前予測調査では同4.8%上昇と予想されており、これを上回った。
前月比で7.2%増となったものの、このうち4.9ポイントは前月比で43.1%増えた自動車の増産によるもの。このほかプラスチック製品、鉄鋼・非鉄も増産となった。
一方、合成ゴム、軽油・重油、日焼け止め・頭髪用化粧品などは減産となった。
生産予測指数は12月が前月比1.6%上昇、2022年1月が同5.0%上昇。
予測指数は上振れしがちなため、これを補正した試算では12月は前月比1.3%低下にとどまっている。
経済産業省は生産の基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。
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