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概要:民泊仲介大手の米エアビーアンドビーが4日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。新型コロナウイルスワクチンの普及で世界的に旅行需要は回復しており、来年の成長につながるとの見通しを示した。
民泊仲介大手の米エアビーアンドビーが11月4日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。2019年3月、パリのルーブル美術館で撮影(2021年 ロイター/Charles Platiau)
[4日 ロイター] - 民泊仲介大手の米エアビーアンドビーが4日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。新型コロナウイルスワクチンの普及で世界的に旅行需要は回復しており、来年の成長につながるとの見通しを示した。
売上高は66.7%増の22億4000万ドルと、市場予想の20億5000万ドルを上回った。純利益は前年同期の約4倍に増え、8億3390万ドルだった。
米国などがワクチン接種完了者を対象に入国制限を緩和する中、海外旅行の検索数が増えている。
総予約額は48.8%増の119億ドル。市場予想の122億3000万ドルには届かなかった。
第4・四半期の売上高見通しは13億9000万─14億8000万ドルとした。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均は14億4000万ドル。
同社は「長距離および国境をまたぐ旅行が今年は回復しており、国内および短距離の旅行も引き続き、2019年の水準と比べて人気が高い」と述べた。
北米と欧州で主に旅行需要の回復が見られ、両地域は1泊当たりの平均料金も割高となったという。
11月下旬の感謝祭の週の米国における予約は、9月30日時点で、19年の同じ時期に比べて40%増えているとした。
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