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概要:米マクドナルドが27日発表した第3・四半期(9月30日まで)の米国内の既存店売上高は9.6%増と市場予想の8.27%増を上回った。労働力不足などの問題はあるものの、値上げや有名人とのコラボレーション商品の投入が奏功した。
米マクドナルドが27日発表した第3・四半期(9月30日まで)の米国内の既存店売上高は9.6%増と市場予想の8.27%増を上回った。2017年1月撮影(2021年 ロイター/Sergei Karpukhin)
[27日 ロイター] - 米マクドナルドが27日発表した第3・四半期(9月30日まで)の米国内の既存店売上高は9.6%増と市場予想の8.27%増を上回った。労働力不足などの問題はあるものの、値上げや有名人とのコラボレーション商品の投入が奏功した。
世界の既存店売上高は12.7%増。予想は10.31%増だった。海外市場が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から次第に回復していることが寄与した。
株価は午前の取引で約2.2%高の241.70ドルとなった。
新商品の「クリスピーチキンサンドイッチ」やラッパーのスウィーティーとのコラボ商品が売上高を押し上げたほか、コモディティー価格と人件費の上昇を補うため米国内の価格を2020年比で約6%引き上げたとした。
第3・四半期の純利益は22%増の21億5000万ドル。調整後の1株利益は2.76ドルで、市場予想の2.46ドルを上回った。
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