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概要:米国株式市場はS&P総合500種指数とナスダック総合指数が最高値を更新。ダウ工業株30種も上昇した。商品(コモディティー)価格の値上がりでエネルギー株が堅調だったほか、新規失業保険申請件数の改善も相場を後押しした。
[2日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種指数とナスダック総合指数が最高値を更新。ダウ工業株30種も上昇した。商品(コモディティー)価格の値上がりでエネルギー株が堅調だったほか、新規失業保険申請件数の改善も相場を後押しした。
米国株式市場はS&P総合500種指数とナスダック総合指数が最高値を更新。ダウ工業株30種も上昇した。エネルギー株が堅調だったほか、新規失業保険申請件数の改善も相場を後押しした。写真はニューヨーク証券取引所で8月27日撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)
エネルギーセクターは2.5%高となり、前日までの3日間の下落の大部分を取り戻した。米在庫減少やドル安を背景に原油価格が2%上昇したことに支援された。
キャボット・オイル・アンド・ガスは6.7%高、オキシデンタル・ペトロリアムは6%高と上げが目立った。エクソンモービルとシェブロンはともに2%超値上がりした。
情報技術セクターはマイナス圏に転落。一部の大型テクノロジー株の間で最近見られていた上昇の勢いが失速した。
アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、フェイスブック、グーグル親会社アルファベットは0.2─1.8%安。一方、ネットフリックスは1.1%上昇し、最高値で引けた。
2日に発表された8月28日までの1週間の新規失業保険申請件数は34万件と、前週から1万4000件改善し、2020年3月中旬以来の低水準となった。
市場は米連邦準備理事会(FRB)の政策の道筋を探る上で、3日発表の雇用統計に注目している。
BNPパリバの株式・デリバティブ戦略責任者、グレッグ・ブートル氏は「市場の見方を変えるには、このデータが予想を大きく上回るか下回る必要がある」と指摘。インフレに関しては一時的とみる向きと幾分の持続を見込む向きがあり、市場やFRBの方向性に影響を与えるのは1つの指標だけでなく一連の指標に相次いでプラスかマイナスのサプライズがあった場合だろうと語った。
金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)は2.6%高。不正営業問題の被害を補償する取り組みを巡り、規制当局が十分に進展しないとして同社に対し追加処分を科す可能性があると報じられ、前日まで3日続落していた。
米取引所の合算出来高は92億3000万株。直近20営業日の平均は90億1000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 35443.82 +131.29 +0.37 35353.06 35475.40 35348.48
前営業日終値 35312.53
ナスダック総合 15331.18 +21.80 +0.14 15358.47 15380.07 15285.35
前営業日終値 15309.38
S&P総合500種 4536.95 +12.86 +0.28 4534.48 4545.85 4524.66
前営業日終値 4524.09
ダウ輸送株20種 14910.52 +158.90 +1.08
ダウ公共株15種 952.62 +7.25 +0.77
フィラデルフィア半導体 3411.32 +11.37 +0.33
VIX指数 16.41 +0.30 +1.86
S&P一般消費財 1466.60 -1.07 -0.07
S&P素材 538.23 +3.19 +0.60
S&P工業 887.38 +8.92 +1.01
S&P主要消費財 754.64 +2.73 +0.36
S&P金融 635.14 +1.80 +0.28
S&P不動産 304.23 +1.32 +0.44
S&Pエネルギー 365.82 +9.02 +2.53
S&Pヘルスケア 1590.92 +16.97 +1.08
S&P通信サービス 286.45 -2.01 -0.70
S&P情報技術 2785.42 -1.38 -0.05
S&P公益事業 354.23 +2.85 +0.81
NYSE出来高 8.31億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 28610 + 140 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 28610 + 140 大阪比
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