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概要:イングランド銀行(英中央銀行)は29日、英金融機関向けのユーロ資金供給制度を終了すると発表した。市場の状況が改善し、制度が不要になったとした。
イングランド銀行(英中央銀行)は29日、英金融機関向けのユーロ資金供給制度を終了すると発表した。市場の状況が改善し、制度が不要になったとした。写真は同中銀本部がある英ロンドンのシティーの金融街。今年6月11日に撮影。(2021年 ロイター/Henry Nicholls)
[ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は29日、英金融機関向けのユーロ資金供給制度を終了すると発表した。市場の状況が改善し、制度が不要になったとした。
「ユーロ流動性ファシリティー(LiFE)」は、英国の欧州連合(EU)離脱が無秩序になるとの懸念から2019年3月に導入された。9月29日に最後の定例オペを実施し、10月1日に終了する。
英中銀は「欧州中央銀行(ECB)と協調し、市場の状況に応じてLiFEの再開を含めユーロの流動性を再び調整する用意がある」と表明した。
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