简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:電気自動車(EV)世界最大手テスラのエネルギーストレージ事業責任者が、「実は」EV普及拡大につながる新たなデバイスとアプリを生み出し話題だ。アマゾンも主要出資者に名を連ねる。
「スパン(Span)」のパネルは、家庭内のさまざまな家電や配線回路に流れる電力量を測定・制御することで、必要とする電力量に応じて優先順位をつけることが可能になる。
Span
EV世界最大手テスラの元エネルギーストレージ事業責任者で、スパンを創業したアーチ・ラオは、Insiderの取材にこう語る。
「従来の電力会社のモデルでは不十分。われわれが解決しようとしている問題はそこにある」
スパンにはアマゾンが注目して主要な投資家として名を連ねるほか、2014年にグーグルに買収されたネストの創業者マット・ロジャースも支援。2021年1月に約2000万ドル(約22億円)の資金調達を発表し、累計調達額は4400万ドル(約48億4000万円)となった。
同社のスマートパネルを使うと、家庭における電力負荷をより効率的にマネジメントすることができる。また、環境への配慮を最大限優先したい家庭向けに、太陽光発電を活用するオプションも用意されている。
「われわれがパネルにこだわる理由は、あらゆるデバイスがそこに集約されているからです。では、あとは何を解決したらいいのか。それは、インテリジェントな制御。従来の配電盤ではそうしたことはできなかった」(ラオ)
スパンのスマートパネルは(配電会社などが運営する)電力網から給電を受け、Wi-Fiルーターと同じように家庭内の各所に配電する。
また、家庭内のさまざまな家電や配線回路に流れる電力量を測定・制御し、必要とする電力量に応じて優先順位をつけることもできる。
この機能のおかげで、電気自動車(EV)を充電する際に、電力負荷を分散させてバランスをとるのが容易になる。要するに、電気をあまり使わない夜間など、家庭にとって最も都合の良い時間帯をパネルが選んで、EVを充電してくれるのだ。
スパンのテクノロジーは、電気を使う上での新たなアプローチを家庭にもたらすだけでなく、事前にあれこれ考えなくても自宅でEVを充電できるということを広く伝えることにもなる。
スパンを導入することで、充電ステーションまでEVを運転して行って、満充電になるまで待つ必要はなくなる。EVを家庭や日常生活の一部として取り込むのが同社の狙いでもある。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。