【真相公開】取材レポート：AUSFOREX【ユーザー投稿付】

出金依頼拒否、業者による様々な言い訳

今回、真相公開で投稿が集中しているAUSFOREXについて、投稿者に取材を行いました。

投稿者Tさんはマッチングアプリでマレーシア人女性と出会いました。しばらくしてから女性は投稿者にお金について話を持ち掛けました。Tさんはお金がありませんと言ったにもかかわらず、女性はAUSFOREXのURLを送って、強引に様々な理由をつけ1000ドル入金させ取引が開始しました。

その後、出金したいと連絡すると、サポートセンターから保証金を払え、税金を払えと逆に請求が。

Tさんは違和感を抱えながらも、言われた通りお金を振り込んでいました。最終的には口座が凍結となり出金することができませんでした。

凍結の理由としては、TさんがAUSFOREXサポーターにお問合せの際に感情が激しく、サポート担当のメンタルに傷をつけたため口座の凍結を行ったと話しています。しかもその後、賠償金11万円が請求されていました。今現在Tさんはサポーターとと完全にやり取りができなくなっていますが、マレーシア人女性とだけはまだ連絡を取れています。まだ彼女は出金できると言い張っています。

AUSFOREXはどんな会社でしょうか？

WikiFXのFXブローカーのデータベースにはAUSFOREXで4社のデータがあります。

• AUS Group Limited

ウエブサイト：https://www.ausforex.asia/en-us/

スコア：4.10

キプロスでマーケットメーカーの為替ライセンスを有しています。しかし、キプロスの金融監視機関に登録している住所に訪問しると、建物の中に該当会社のオフィスを見つかっていませんでした。

AUS Groupは英国のEFAライセンスも所有していますが、まだ現地調査を行ってないため、記録はありません。

今現在真相公開には7件の投稿がありまして、いずれも出金に関わる投稿です。



• AUSFOREX

ウエブサイト：https://hausforex-tw.com（現在はすでにアクセスできません）

スコア：0.17

ライセンス情報を確認できなく、真相公開投稿は1件あり、出金に関わる投稿でした。



3, AUSFOREX

ウエブサイト：https://www.ausforexss.com（現在はすでにアクセスできません）

スコア：0.21



キプロス、香港と英国のライセンスを保有している自称していますが、ライセンス情報は１のAUS Group Limitedと重複していますので、クローンの疑いが高いです。

また真相公開の投稿は11件あり、9件は出金不可能になっています。



また、今回のヒアリングで投稿者に入金口座の情報をご提供していただきました。



いずれも個人名義の口座です。

2021年6月14日時点、AUSFOREXは英国とキプロスにライセンスを所有していることを確認できています。個人名義の口座に証拠金を入金させられることは、金融監視監督の元での投資サービス行為はあり得ません。AUSFOREXはクローンの被害の疑いが強いです。



また、AUSFOREXは日本の金融庁の登録リストに含まれていませんが、金融庁のブラックリストにも収録されていません。

海外FXブローカーを利用するとき、日本の信託完全分離保管や、不招請勧誘規制などの投資者保護の恩恵を受けられません。

https://www.wikifx.com/jp_ja/dealer/0001856938.html