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概要:20カ国・地域(G20)の首脳らは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)との闘い、および将来的な感染症流行の回避に向け、世界的協調の強化を呼び掛けた。
20カ国・地域(G20)の首脳らは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)との闘い、および将来的な感染症流行の回避に向け、世界的協調の強化を呼び掛けた。
中国は新興国の回復を支援するため、向こう3年間で30億ドル(約3270億円)の追加国際援助を約束。ハリス米副大統領はワクチンの余剰供給分をそれを必要とする諸国に引き続き寄付すると表明した。フランスは年末までに少なくとも3000万回分のワクチンを提供するほか、新型コロナ対策の国際協力体制「ACTアクセラレーター」に5億ユーロ(約660億円)を拠出する。
G20の議長国を務めるイタリアのドラギ首相は21日、同国がバーチャル形式で主催したイベント「グローバル・ヘルス・サミット」で、「新型コロナ感染症(COVID19)のパンデミックは現在および将来の保健関連危機への対応に向け、国際協力の重要性を示した」と述べた。
イタリアは国際支援を少なくとも3億ユーロ増やすと、ドラギ氏は明らかにした。これまでに、新型コロナワクチン共同購入の国際的枠組み「COVAX(コバックス)」に8600万ユーロ、および関連多国間プロジェクトに3000万ユーロを提供している。
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