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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:株が反落、過度な楽観警戒-テクノロジー銘柄軟調
2日の米株式相場は反落。前日はS&P500種株価指数が約9カ月ぶりの大幅高を記録しており、投資家は過度に楽観に傾いているとの見方が広がった。米国債は最近の利回り急上昇と比べると、総じて安定した動きとなった。
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S&P500種は0.8%安の3870.29。ダウ工業株30種平均が143.99ドル(0.5%)安の31391.52ドル。ナスダック総合指数は1.7%下げた。ニューヨーク時間午後5時現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、1.39%。
S&P500種の構成銘柄では、特にテクノロジー株の下げが目立った。アップルやテスラが売られ、ナスダック100指数を押し下げた。テスラは終値で4%超の下落。利益率の見通しがアナリスト予想を下回ったディスカウントチェーンのターゲットも安い。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の強気指標は現在、歴史的に見て株価に弱気材料となる水準付近にある。同行のチームは1日のリポートで、売りシグナルの引き金となる水準に極めて近いと指摘した。中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の郭樹清主席は2日、高値圏にある世界の金融相場など多くのリスクに懸念を示した。
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ディレクター、ビル・ノーシー氏は金利上昇について、投資家に小休止を与えている重要な要素だと指摘。金利動向は企業利益に対するバリュエーションの適切な水準を探る際にも関係してくるとの見方を示した。
外国為替市場ではドルが主要10通貨全てに対して下落。前日に続いて資源国通貨が買われ、ノルウェー・クローネやオーストラリア・ドルの上昇が目立った。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。一時は0.4%上昇し、2月5日以来の高値に達した。ドルは対円では0.1%安の1ドル=106円69銭。一時は106円96銭と、昨年8月以来の高値をつける場面もあった。ユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.2091ドル。
ニューヨーク原油先物相場は続落し、バレル当たり60ドルを割り込んだ。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は今週開く会合で、減産縮小で合意するとみられている。事情に詳しい複数の関係者によれば、市場は供給増加を吸収できるとの見方が参加国の間で広がっている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は89セント(1.5%)安の1バレル=59.75ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は99セント安の62.70ドル。
ニューヨーク金相場は反発。金スポットはニューヨーク時間午後3時35分現在、前日比0.6%高の1オンス=1736.03ドル。一時は8カ月ぶり安値を付ける場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、0.6%高の1733.60ドルで終了。
金を裏付けとする上場投資信託(ETF)からの資金引き揚げは加速し、保有高は昨年7月以来の低水準となっている。
原題:Tech Leads Stock Losses Amid Valuation Warnings: Markets Wrap(抜粋)、Dollar Falls, Commodity-linked Currencies Top Peers: Inside G-10(抜粋)、Oil Slides With OPEC+ Set to Return Barrels to Tightening Market(抜粋)、Gold ETF Exodus Quickens in Ominous Sign for Faltering Metal(抜粋)
◎欧州市況:株は続伸、保険や建設などに買い-英国債は大幅上昇
欧州株は続伸。投資家の関心は新型コロナウイルスの迅速な接種への取り組みに向けられている。景気回復に対する楽観も買い材料となった。
ストックス欧州600指数は0.2%上昇。保険、建設、鉱業、メディアセクターが上げをけん引した。一方、株価が押し上げられていたテクノロジー株を手放す動きはこの日も続いた。英FTSE100指数も上昇。英国は3日に予算案を発表する。
欧州債はイングランド銀行(英中銀)による長期債の買いオペが英国債のブルフラット化につながった。ドイツ債は上昇。イタリア債は下げ幅を縮小した。欧州連合(EU)が来年も財政規律の一時停止措置を継続する公算が大きいとの報道で、イタリアが発行する新たな2045年償還グリーン債の影響は後退した。
英30年債利回りは昨年4月以来で最大の下げ。英5年債と30年債の利回り格差は93.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、2月4日以来の小幅となった。
短期金融市場動向によると、イングランド銀の利上げ幅見通しは2022年6月に4bpと、2月26日時点の最大10bpから後退した。
イタリア債は下げ幅を縮小。同国政府はワクチンの接種が進まず、変異株の感染が拡大する中で、追加経済対策の承認を議会に近く求める可能性があるとの報道が手掛かりだった。
主要国債の利回り |
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ドイツ10年債利回りは1bp低下のマイナス0.35% |
イタリア10年債利回りは2bp上昇の0.68% |
フランス10年債利回りは1bp低下のマイナス0.11% |
英10年債利回りは7bp低下の0.69% |
ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
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