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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:株続落、S&P500種は1週間で最大の下げ-ドル上昇
15日の米株式相場は続落。S&P500種株価指数はここ1週間余りで最大の下げとなった。2020年10-12月(第4四半期)決算が期待外れとなったウェルズ・ファーゴが売られ、銀行株を押し下げた。
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エネルギー株や金融銘柄を中心に、S&P500種は下落。エクソンモービルは4.8%安。主要資産を過大評価していた疑いで、米証券取引委員会(SEC)が同社を調査しているとの報道が響いた。一方、公益や不動産株は上昇した。
S&P500種は前日比0.7%安の3768.25。ダウ工業株30種平均は177.26ドル(0.6%)安の30814.26ドル。ナスダック総合指数は0.9%下落。ニューヨーク時間午後4時19分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.09%。
米経済対策案への期待に支えられ、いわゆるリフレーショントレードが活発になっていたが、同対策の成立が約束されているわけではない。バイデン次期大統領が打ち出した同案は、議会の抵抗次第では骨抜きにされかねない。税制政策では、一部増税の可能性もある。
メロン・インベストメンツの株式担当責任者、ジョン・ポーター氏は「交渉に向けた出発点にすぎないとの認識が広がっている。順調で迅速なプロセスにはならないというのが現実だ」と指摘した。
外国為替市場ではドルが上昇。ドル指数は週間ベースで9月以来初の2週連続高となった。米国での連休を前に、月半ばのポジション調整が進んだ。来週以降に主要中央銀行の政策会合が控えていることも、リスクテーク意欲を減退させた。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.6%上昇。ニューヨーク時間午後4時20分現在、ユーロは対ドルで0.6%安い1ユーロ=1.2077ドル。ドルは対円で0.1%高の1ドル=103円88銭。
ニューヨーク原油先物相場は3週間ぶりの大幅安。ドルが上昇し、ドル建てで取引される原油の投資妙味が後退した。消費者マインド指数をはじめ、この日発表された米経済指標は総じて低調だった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.21ドル(2.3%)安の1バレル=52.36ドルで終了。週間では1%未満の上げ。ロンドンICEの北海ブレント3月限は前日比1.32ドル安の55.10ドル。
ニューヨーク金先物相場は続落。ドルの上昇が売りを誘った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は1.2%安の1オンス=1829.90ドルで終了。金スポット相場は2週続落となり、年初来の下落幅を拡大した。
◎欧州市況:株は11カ月ぶり高値から反落、イタリア債上昇
15日の欧州株は反落。前日までの3日続伸でストックス欧州600指数は昨年2月以来の高値に達していたが、シクリカル銘柄を中心に売られた。
ストックス欧州600は1%安で、約4週間ぶりの大幅な下げ。週間でも0.8%安と、5週間ぶりの下げとなった。
この日はドル上昇で原油価格が圧迫されたためエネルギー株の下げが大きかったほか、米銀ウェルズ・ファーゴの決算がさえず銀行株が低迷した。
欧州債市場ではイタリア債が上昇。同国を巡っては解散総選挙の観測が浮上しているが、欧州中央銀行(ECB)の債券買い入れが投資家に安心感を与えている。
ドイツ債は小幅安。欧州連合(EU)が来週、ソーシャルボンド(社会貢献債)を追加発行する可能性もささやかれている。
ドイツ債とイタリア債のスプレッドは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して115bpとなった。
来週は21日にフランスが3、5、7年債を合計で最大100億ユーロ、スペインは5、7、15、20年債を発行する。
ドイツ10年債利回りは1bp上げてマイナス0.54%。フランス10年債利回りも1bp上昇のマイナス0.32%、イタリア10年債利回りは3bp低下し0.61%。
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