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概要:米銀シティグループの2020年10-12月(第4四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上回った。貸倒引当金の戻し入れが寄与した。債券トレーディング収入は7%増にとどまり、アナリスト予想に届かなかった。一方、株式トレーディング収入は57%増えた。
米銀シティグループの2020年10-12月(第4四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上回った。貸倒引当金の戻し入れが寄与した。債券トレーディング収入は7%増にとどまり、アナリスト予想に届かなかった。一方、株式トレーディング収入は57%増えた。
来月退任するマイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「好調な第4四半期で波乱の1年を終えた」とし、「新型コロナ感染症が経済に大きな打撃を与えたにもかかわらず、当行の収入は19年並みを維持した」と説明した。
同氏は1-3月(第1四半期)に自社株買いを再開する計画も示した。
純利益は7%減の46億3000万ドル(約4800億円)。1株当たり利益は2.08ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の1.34ドルを上回った。利益が予想を上回った分の大半は、貸倒引当金を約15億ドル戻し入れたことから生じた。
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