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概要:三菱商事<8058.T>は13日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前年比62.6%減の2000億円になりそうだと発表した。上期中は新型コロナウイルスの影響が継続し、下期以降は年度後半に向けて経済環境が緩やかに回復に向かう前提としている。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の平均は2589億円。 資源価格低迷の影響を含め、新型コロナの影響は通期で3000億円と見込む。影響が大きいと見込む自動車モビリティは世界的な自動車
[東京 13日 ロイター] - 三菱商事(8058.T)は13日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前年比62.6%減の2000億円になりそうだと発表した。上期中は新型コロナウイルスの影響が継続し、下期以降は年度後半に向けて経済環境が緩やかに回復に向かう前提としている。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の平均は2589億円。
資源価格低迷の影響を含め、新型コロナの影響は通期で3000億円と見込む。影響が大きいと見込む自動車モビリティは世界的な自動車需要の大幅な落ち込みによる販売台数減と三菱自動車工業の持分利益減少を想定する。金属資源や天然ガスでも、経済活動停滞に伴う需要減や価格下落を見込む。一方、電力ソリューションは建設工期などが遅延する可能性があるものの、発電事業は大部分が長期契約に基づいており影響は限定的とみている。
20年4―6月期の純利益は前年同期比77.3%減の366億円だった。
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