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概要:米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを全会一致で決定した。 ただ、銀行の超過準備に適用する付利(IOER)は1.60%に5ベーシスポイント(bp)引き上げた。 FRBはFOMC声明で、雇用の伸びは堅調で、失業率は低水準にとどまったとの見方を表明。現行の金融政策が「経済活動の持続的な拡大」を支えるために「適
[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを全会一致で決定した。
ただ、銀行の超過準備に適用する付利(IOER)は1.60%に5ベーシスポイント(bp)引き上げた。
FRBはFOMC声明で、雇用の伸びは堅調で、失業率は低水準にとどまったとの見方を表明。現行の金融政策が「経済活動の持続的な拡大」を支えるために「適切だと判断する」とし、前回12月のFOMC声明の文言をほぼ踏襲した。
今回の声明では、中国の湖北省武漢市を発生源とする新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が及ぼす経済的なリスクについては特に言及はなかった。
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