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概要:米JPモルガン・チェース<JPM.N>は14日、2019年の通期利益が過去最高になったと発表した。第4・四半期(昨年12月31日まで)での債券取引事業の回復が寄与した。 収入においても同社の主要4部門のうち商業銀行部門を除く3部門が増加した。 第4・四半期の債券取引事業の収入は前年比86%増の34億ドル。前年は通商面や世界経済を巡る懸念を背景に金融市場が低迷していた。株式事業の収入は15%増の15億ドルだった。
[14日 ロイター] - 米JPモルガン・チェース(JPM.N)は14日、2019年の通期利益が過去最高になったと発表した。第4・四半期(昨年12月31日まで)での債券取引事業の回復が寄与した。
収入においても同社の主要4部門のうち商業銀行部門を除く3部門が増加した。
第4・四半期の債券取引事業の収入は前年比86%増の34億ドル。前年は通商面や世界経済を巡る懸念を背景に金融市場が低迷していた。株式事業の収入は15%増の15億ドルだった。
ダイモン最高経営責任者(CEO)は「複雑かつハイレベルな地政学的問題が続いているものの、低水準ながら安定的に成長している世界経済や通商問題の一部解消が昨年末にかけて顧客や市場活動を支援した」と述べた。
トレーディングや引受業務を含む企業・投資銀行部門の収入は31%増の94億7000万ドル。
コンシューマー部門は低金利に伴う利ざや縮小が影響。住宅ローン事業の収入は5%減の13億ドルとなった。
第4・四半期の住宅ローンを除くローン総額は3%増。住宅ローンは17%減だった。
一方、第4・四半期は預金が増加し、ローンの低迷を一部補った。JPモルガンは昨年、これまで展開していなかった地域に約100支店を開設。預金は前年比5%増加した。
ダイモンCEOは賃金上昇や資産拡大など米消費者を取り巻く環境は引き続き良好と述べた。
第4・四半期の純利益は85億2000万ドル(1株当たり2.57ドル)と、前年同期の70億7000万ドル(同1.98ドル)から増加。純収入は9%増の292億1000万ドルだった。
リフィニティブのアナリスト予想平均は1株利益が2.35ドル、収入が279億4000万ドルだった。
キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズは顧客向けノートで、トレーディングや純金利収入などを中心に予想を上回ったとした。
純金利収入は2%減の143億ドルだった。
株価は序盤の取引で2.4%高。
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