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概要:スズキ<7269.T>が5日に発表した2019年4―6月期連結決算では、営業利益が46.2%減だった。主力市場のインドにおける四輪販売が落ち込んだほか、為替影響や諸経費の増加も響いた。
スズキ(7269.T)が5日に発表した2019年4―6月期連結決算では、営業利益が46.2%減だった。主力市場のインドにおける四輪販売が落ち込んだほか、為替影響や諸経費の増加も響いた。
20年3月期通期の業績見通しは期初予想を維持したが、今後の動向も踏まえて新たな予想を公表する見通しとしている。
4―6月期の営業利益は627億円で、リフィニティブが集計したアナリスト8人の予測平均値691億円を若干、下回った。
売上高は8.1%減の9075億円、純利益は52.8%減の405億円だった。インドの四輪販売は20.2%減。日本も、検査体制の再構築による減産の影響により3.8%減少した。
長尾正彦常務役員は会見で、「インドの経済動向が若干、低迷している」と指摘。20年3月期通期の連結業績見通しは従来予想を据え置いたが、今後も厳しい事業環境が想定されるとみており、「どこかの時点で公表したい」と修正する可能性を示唆した。
通期の営業利益は前期比1.7%増の3300億円の見通し。リフィニティブが集計したアナリスト20人の予測平均値は3349億円となっている。
通期のインドでの四輪販売は4%増を見込んでいる。
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