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概要:ボリス・ジョンソン元外相が英国の次期首相に就任したら、欧州連合(EU)離脱のため議会の停止に踏み切るだろうか。 英与党保守党の党首選に向け9日行われたテレビ討論会で、以下のようなやり取りがあった。 「わが国の歴史上、議会がその意思に反して閉鎖されたことがあった」と、ジョンソン氏の対抗馬であるハント外相が切り出した。「(議会停会に対する)私の答えはノーだ。ボリス、あなたはどうか。」 これに対しジョンソン氏は「私はいか
[10日 ロイター] - ボリス・ジョンソン元外相が英国の次期首相に就任したら、欧州連合(EU)離脱のため議会の停止に踏み切るだろうか。
英与党保守党の党首選に向け9日行われたテレビ討論会で、以下のようなやり取りがあった。
「わが国の歴史上、議会がその意思に反して閉鎖されたことがあった」と、ジョンソン氏の対抗馬であるハント外相が切り出した。「(議会停会に対する)私の答えはノーだ。ボリス、あなたはどうか。」
これに対しジョンソン氏は「私はいかなる選択肢も排除するつもりはない」と答えるにとどまった。
メイ首相の後継を選ぶ英保守党党首選で、ジョンソン氏は首位に立つ。メイ首相の後任は今月23日に正式発表される。
EU離脱を巡るジョンソン氏の方針は明確だ。それは、何が何でも10月31日の期限までに離脱させる、というものだ。
そのため、ジョンソン氏が首相に就任すれば、ある「禁じ手」に打って出るのではとの観測が浮上した。それが議会の「停会」だ。
現状では議員の大多数が合意なき離脱に反対しているため、議会を停会すれば理論上、合意なき離脱が可能となるというのだ。
だがある専門家は、議会停会は法廷闘争に持ち込まれる可能性があると指摘するほか、一部の議員は非民主的だと非難している。
ジョンソン氏は自らが首相に就任すれば、議会が否決したメイ首相の離脱協定案よりも、受け入れやすいものに向けてEUと再交渉すると公約している。
だが議会はその説明を鵜呑みにはしていないようだ。議会は9日、議会の停会を難しくする法案を僅差で可決した。
一方、決選投票を間近に控え、テレビ討論会は過熱気味の展開になった。候補者2人が互いに褒め称えあう場面は、まったく見られなかった。
ジョンソン氏が「私はハントさんがそれまでの主張をコロッと変えて、離脱派に転じたことに感心している」と皮肉れば、ハント外相は「彼は素晴らしい能力の持ち主だ。彼に何か質問しても、笑顔1つでどんな質問をしたのか忘れさせてしまう。政治家として素晴らしい資質だが、首相としてはふさわしくないかもね」と切り返した。
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