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概要:アイルランドのコーブニー外相は9日記者団に、英国が合意なしで欧州連合(EU)を離脱した場合、現在開放されている英領北アイルランドとの国境の通行制限は実施しないが、単一市場を守るために「何らかの措置」を講じる必要があるとの考えを示した。
アイルランドのコーブニー外相は9日記者団に、英国が合意なしで欧州連合(EU)を離脱した場合、現在開放されている英領北アイルランドとの国境の通行制限は実施しないが、単一市場を守るために「何らかの措置」を講じる必要があるとの考えを示した。
ブレグジット(英のEU離脱)に伴ってEU加盟国のアイルランドと、英国側の北アイルランドの国境をどう運営していくかは、英国内でも引き続き論争が続いている。メイ首相は離脱協定案に厳格な国境管理の復活を避けるための「安全策」を盛り込んだが、次期首相候補はこの問題でEU側と再交渉したい意向だ。
一方コーブニー氏は、合意なきブレグジットが実現した際の特に畜産物の国境における検査態勢に触れて「アイルランドから出荷されていく製品の(品質面での)完全性を確実に維持する上で、わが国経済のどこかの場所でアクションを起こさなければならないだろうというのが本当のところだ。(しかし)国境に検問所を設けたり、国境閉鎖はしない」と語った。
アイルランドはこれまで、合意なきブレグジットが起きればEU単一市場への完全な参加資格を満たすのに不可欠なチェック態勢を導入する半面、それに関連する物理的な施設は設けないと表明している。
コーブニー氏は、今年始まったEUとの緊急協議でも解決するのが難しい問題だと指摘。目下の話し合いは10月末のブレグジットの期限に間に合うような段階にないと付け加えた。
アイルランドは同日、合意なきブレグジットに備えた緊急対応計画の更新版も公表した。ただマイナスの影響を最小限にとどめようといういかなる取り組みも、最適な状態にできないことは明らかだと悲観的な見通しを示した。
更新版によると、合意なきブレグジットは北アイルランドにおける地域の結び付きと政治的安定を損ない、治安上の懸念が生じる恐れがある。既にアイルランドは国境付近に警察官を増員しているが、合意なきブレグジットが実現すれば即時にさらなる増派が必要になりかねないという。
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