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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
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◎NY外為:ドル指数が低下-雇用伸び鈍化で金融政策への影響見極め
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7日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が低下。雇用の伸び鈍化が金融政策に及ぼす影響を見極めようとするムードが広がった。同指数は週間ベースでは、2018年3月以来の大幅低下となる。この日は米国株式相場が上昇し、米国債も買われた(利回りは低下)。
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ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時、4月18日以来の低水準となった。月間ベースで5月まで4カ月連続で上昇していたが、6月最初の週は軟調だった
5月の米非農業部門雇用者数は前月比7万5000人増にとどまった。ブルームバーグがまとめた市場予想中央値は17万5000人増
同統計発表を受け、7月利下げの観測が強まった。
米国株は上昇。10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、2.08%
通商問題も引き続き相場の注目材料。トランプ大統領はメキシコとの取引が成立する可能性は十分に高いとツイートした。それより前にホワイトハウス高官は、メキシコへの関税発動に向けた計画を進めているが、週末に発動先送りを決める可能性もあると述べた
ドルは7日、主要10通貨全てに対して下落。週間ベースでも同じく10通貨全てに対して下げた
ニューヨーク時間午後4時15分現在、ドル指数は0.2%低下。週間ベースでは0.8%低下
ドルは対円では0.2%安の1ドル=108円16銭
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ユーロはドルに対して0.5%高の1ユーロ=1.1335ドル。一時は1.1348ドルと、3月22日以来の高値を付けた。週間では1.5%上げ、昨年8月以来の大幅上昇
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欧州時間の取引
ドルは主要10通貨の大半に対して上昇した。米雇用統計の発表を控え、ショートポジションを縮小する動きが見られた。ドル・円は1ドル=108円40銭台での推移が中心だった。
原題:Dollar Set for Worst Weekly Drop Since March 2018: Inside G-10(抜粋)
Dollar Pares Weekly Decline Before NFP; Pound Gains: Inside G-10(抜粋)
◎米国株・国債・商品:株が続伸、「Fedプット」効果-国債上昇
7日の米株式相場は続伸。5月の米雇用統計が低調だったことで米利下げ観測が強まり、S&P500種株価指数は4日連続で上げた。米国債は買われ、利回りが低下した。
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S&P500種は週間ベースで4.4%高と、今年最大の上昇。米国では5月の非農業部門雇用者数が3カ月ぶりの低い伸びにとどまり、平均時給も伸びが鈍った。一連の米経済指標が軟調で景気減速を示唆する中で、トレーダーたちは米金融当局が利下げに動くとの見方を大きく強めている。
S&P500種は前日比1.1%高の2873.34。ダウ工業株30種平均は263.28ドル(1%)高の25983.94ドル。ナスダック総合指数は1.7%上昇。ニューヨーク時間午後4時40分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.08%。
この日はテクノロジー銘柄が特に買われた一方、銀行株は下げた。
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TIAAバンクの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏は、「『Fedプット』の日々の再来だ。投資家は悪い経済指標を株への好材料と受け止めている」とコメント。「指標は今月の連邦公開市場委員会(FOMC)に行動を迫るほどには悪くなかったが、パウエル議長がよりハト派的な論調を維持すると私は予想する。年内利下げの確率は上昇した」と語った。
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米国債は軒並み上昇。軟調な雇用統計発表後に日中高値となった。その後は、対メキシコ関税が回避される可能性が高いとのトランプ大統領のツイートで株式が上昇したことで、伸び悩んだ。
ニューヨーク原油先物相場は大幅続伸。サウジアラビアとロシアが世界的な供給過剰回避に向けた協調姿勢をあらためて表明した。またトランプ大統領は、メキシコと取引を成立させられる可能性は十分に高いとツイッターに投稿した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は1.40ドル(2.7%)高の1バレル=53.99ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は1.62ドル高の63.29ドル。
ニューヨーク金先物相場は8営業日続伸。5月の米雇用統計では雇用者数の伸びが予想より低く、時給の伸びも鈍化、金を一段と押し上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.3%高の1オンス=1346.10ドル。週間ベースでは2.7%高と、昨年3月以降で最大の値上がり。
原題:Stocks Post Best Week of 2019 on ‘Fed Put’ Wagers: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Rally on Weak Jobs Data, Pare Gains as Stocks Advance
Oil Closes Week on Rebound as Saudis, Russia Pledge Coordination
Gold Posts Best Week in a Year as Jobs Flub Adds to Momentum
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◎欧州債:イタリア債が大幅上昇、相場全体の堅調を主導
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7日の欧州債市場ではイタリア債が急伸し、同国10年債利回りを昨年5月以来の水準に押し下げた。米雇用統計が低調で金融当局の緩和見通しに再び注目が集まり、比較的高利回りの債券が買われた。欧州他国の国債もこの流れで、利回り曲線はブルフラット化した。
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イタリア債は全面的に上昇。10年債利回りは一時20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。ドラギECB総裁は6日の記者会見で、追加的な緩和措置への可能性を開いた
ユーロ圏短期金融市場は、2020年6月までに10bpの利下げがあることを織り込みに行く動き
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来週のユーロ圏国債供給額は125億ユーロ前後に減る見通し。ポルトガルは約80億ユーロの償還をオファー
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ドイツ10年債利回りは2bp低下してマイナス0.26%、フランス10年債利回りは3bp低下の0.09%。イタリア10年債利回りは13bp下げて2.36%
ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください
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