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概要:運用資産1兆5000億ドル(約221兆円)の政府系ファンド(SWF)、ノルウェー政府年金基金グローバルは昨年、テクノロジーセクターの超大型株を買い増した。人工知能(AI)ブームを追い風に急伸する同セクターに着目した。
運用資産1兆5000億ドル(約221兆円)の政府系ファンド(SWF)、ノルウェー政府年金基金グローバルは昨年、テクノロジーセクターの超大型株を買い増した。人工知能(AI)ブームを追い風に急伸する同セクターに着目した。
ノルウェー政府年金基金グローバルの運営主体、ノルウェー中央銀行投資管理部門(NBIM )が年1回、ウェブサイトで公表する保有リストによると、同SWFはアップルとマイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドット・コムの持ち分を増やした。
また、半導体企業で時価総額1、2位のエヌビディアと台湾積体電路製造(TSMC)やオランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングのほか、電気自動車(EV)メーカーのテスラと比亜迪(BYD)も買い増した。
テスラの昨年末時点の持ち分比率は0.98%と、1年前の0.87%から上昇。BYDも1年前の0.38%から0.57%となった。
アップル、マイクロソフト、アルファベットを最大の保有銘柄とする同SWFは、AIの進歩と半導体部品の需要急増の恩恵を得ている。30日に2023年の主要なデータを公表する予定。
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