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概要:ユーロ圏民間部門の経済活動は1月に8カ月連続で縮小を示した。昨年下期のリセッション(景気後退)が懸念される中、低調な1年のスタートとなった。
2024年1月24日 18:28 JST
製造業PMIは10カ月ぶり高水準、サービス業PMIは低下
来週に10-12月ユーロ圏GDP発表、景気後退入り示す可能性高い
出所:S&Pグローバル
来週は2023年10-12月(第4四半期)のユーロ圏域内総生産(GDP)が発表される。域内のリセッション入りを示す可能性が高い。
ドイツとフランスの総合PMIは1月に前月比で低下し、厳しい年明けとなった。HCOB(ハンブルク商業銀行)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、「ドイツとフランスの経済活動を評価する場合、どちらがより厳しい状況かが問題となる」と指摘した。
PMI発表後にユーロ圏国債は総じて上昇。ドイツ10年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して2.30%。同年限のフランス債利回りは一時2.79%に低下した。
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