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概要:オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは、昨年10-12月(第4四半期)の受注が前期から3倍増となった。最先端の極端紫外線(EUV)リソグラフィー装置の需要が急増した。
2024年1月24日 16:03 JST
10-12月の受注予約は91億9000万ユーロに増加-予想は36億ユーロ
最先端のEUVリソグラフィー装置の受注が56億ユーロを占めた
ASMLは、最先端の半導体を製造するために必要な装置を製造する唯一の企業であり、同製品に対する需要は半導体業界の健全性を示すものだ。同社は昨年末、インテル向けに最新チップ製造装置の主要部品の出荷を開始した。
10-12月期は最先端のEUVリソグラフィー装置の受注が56億ユーロを占めた。
10-12月の売上高に占める中国の割合は39%。前期の46%から低下したが、23年通年では中国が最大の市場となった。
「23年の中国とのビジネスは非常に好調だった」とロジャー・ダッセン最高財務責任者(CFO)が語った。
ASMLは同社にとって最大の市場の一つである中国への最先端技術の輸出を抑制しようとする米国の取り組みの対象となっている。中国の半導体メーカーは輸出規制を前にリソグラフィー装置の入手を急ぎ、中国からの需要が増えた。
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