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概要:クレジットカードの発行や決済サービスを手掛ける米ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズは29日、学生ローン事業の売却を検討していると明らかにした。来年2月に新規ローン申し込みの受付を停止するという。
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2023年11月30日 10:30 JST
来年2月に新規ローン申し込みの受付を停止
既存の顧客や利用中のローンに影響が及ぶことはないと説明
クレジットカードの発行や決済サービスを手掛ける米ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズは29日、学生ローン事業の売却を検討していると明らかにした。来年2月に新規ローン申し込みの受付を停止するという。
ディスカバーは発表資料で、今回の売却により既存の顧客や利用中のローンに影響が及ぶことはないと説明。ブルームバーグ・ニュースは9月にディスカバーが同事業売却の可能性を模索していると報じていた。アナリストらは当時、米ナビエントや米ソーファイ・テクノロジーズが同事業に関心を寄せる可能性があると指摘していた。
ジョン・オーウェン暫定最高経営責任者(CEO)は発表資料で、取締役会は同事業を売却することで「中核のバンキング商品に集中し、成長機会を活用して長期的な株主価値を提供することができる」と判断したと説明した。
ウェルズ・ファーゴがディスカバーの財務アドバイザーとなるほか、スカデン・アープス・スレート・ミーガー・ アンド・フロムが法務アドバイザーを務めるという。ディスカバーによると、現時点で売却の期限はない。
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