たむの週間分析レポートGBPUSD｜2023年11月20日

11月10日の分析では、日足の下降トレンドラインを下回り、調整局面に入っていることを指摘しました。この下落トレンドがどこまで続くかが焦点でした。

現在の状況:

• 10日後の現在、市場は反転し上昇トレンドに入っています。下落は1.22070で止まり、上昇幅は61.8%のフィボナッチリトレースメントレベルで反転しました。

• ただし、レートは予測を下回る動きを見せており、水平線でのエントリー戦略を取るトレーダーは注意が必要です。

• 下降トレンドの最終高値（赤丸）を上回り、安値も上昇傾向にあります。これは長期的に見て、下降トレンドの終了と上昇トレンドへの移行を示唆しています。

波動分析:

• 下降トレンドの最終安値を超えた点を第1波、その後の調整を第2波と見なします。第2波の始点である1.24300も上回っており、第3波が開始していると考えられます。

• 第1波の値幅は360pips（1.24300-1.2069）で、第2波の始点1.21860から計算すると、第3波の最低目標値は1.22220になります。ただし、第3波はさらに伸びる可能性がありますので、トレード時は慎重に行いましょう。

現在の動向:

• 一見すると、市場は上昇トレンドに転じているようです。

• 4H足では最近の下落がWボトム形成の兆しと考えられましたが、15M足では既にWボトムが完成していることが確認できます。

• 15M足の下降トレンドライン（青）を分析した結果、市場は既にこのラインを上回っており、今後のトレード戦略では4H足と15M足の動きが一致していることが重要です。

トレード戦略:

4H足における第3波の残りの値幅は140pips（1.25915-1.24550）です。このため、上昇戦略を積極的に狙うのが適切な場面です。

• トレードのシナリオを構築する際は、徐々に情報を絞り込んでいくことが重要です。

  詳細：https://japan.wikifx.com/weeklyreport-20231120/

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