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概要:配車サービス大手の米ウーバー・テクノロジーズは、予定している転換社債の発行額を15億ドル(約2200億円)に増額した。投資家の間で旺盛な需要があることを示唆した。
2023年11月21日 15:01 JST
クーポンは調査レンジ下限付近の0.875%となった
転換プレミアムは32.5%、レンジ上限に設定
配車サービス大手の米ウーバー・テクノロジーズは、予定している転換社債の発行額を15億ドル(約2200億円)に増額した。投資家の間で旺盛な需要があることを示唆した。
同社の発表によると、発行条件はクーポン(表面利率)が0.875%と、需要調査レンジの下限近くに決定。株価に対する転換プレミアムは32.5%とレンジの上限に設定された。
ウーバーは当初、発行額12億ドル、クーポン0.75-1.25%、転換プレミアム27.5-32.5%で転換社債の発行に向けて調整中だと、ブルームバーグが先に関係者の話を基に報じていた。
同社はS&Pグローバル・レーティングによる長期格付け「BB-」、見通し「ポジティブ(強含み)」の発行体としては、今回の転換社債で、想定よりも大幅に低いコストで借り入れすることになる。
時価総額1130億ドルのウーバーは、今年に転換社債を発行する企業としては最大級。市場で米金融当局の利上げサイクルが終了するとの見方が高まる中で、ここ最近の金利低下を利用した格好となる。加えて、同社は今月発表した7-9月(第3四半期)決算で2期連続の業績好調を示したことも追い風になっている。
現在の金利環境で同社が追加の資金を調達し、2025年償還予定の発行済み社債(クーポン7.5%)10億ドルの償還資金に充当が可能となれば、格付け見通しがさらに改善する見込みとなる。
ブルームバーグ・インテリジェンスのシニアクレジットアナリスト、 ロバート・シフマン氏は20日、ウーバーの格上げは来年ではなく25年の可能性が高いとした上で、「格上げの有無というより、時期の問題になっている」と指摘。同氏は8月時点で、ウーバーの流動性や低コストでの資本へのアクセス、ファンダメンタルズの改善を背景に、向こう1年から2年間は信用格付けの引き上げが続く可能性があるとの見方を示していた。
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