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概要:米国の家計が2000ドル(約30万円)の予期せぬ出費を賄う能力は過去10年間で最低の水準にあることがニューヨーク連銀の調査で分かった。
2023年11月21日 9:30 JST
パンデミック期の生活費高騰による消費者信用の圧迫鮮明
クレジット限度額引き上げ求めるカード所有者の割合が10月に急増
米国の家計が2000ドル(約30万円)の予期せぬ出費を賄う能力は過去10年間で最低の水準にあることがニューヨーク連銀の調査で分かった。
同連銀が4カ月ごとに実施する消費者期待と信用アクセスに関する調査の直近の結果によると、今後1カ月以内に予定外に2000ドルが必要になった場合に工面できると回答した世帯は65.8%にとどまった。同連銀によると、これはこの質問による調査を開始した2013年以来最低。2022年の平均は67.5%だった。
この調査結果は、パンデミック期の生活費高騰がいかに消費者信用を圧迫しているかを如実に示している。
2000ドルを用意できると回答した割合が最も低かった年齢層は40歳以下で、58%と20年から10ポイント低下した。
クレジット限度額の引き上げを求めるカード所有者の割合は10月に大幅に増加し、17.8%となった。前年同月は11.2%だった。クレジットスコアが全米平均を大幅に下回るカード所有者の間での伸びが最も大きかった。
一方、金融機関は借り手の申請を却下する傾向が強かった。ニューヨーク連銀によると、23年のクレジットカード、自動車ローン、住宅ローン借り換え申請の平均却下率は22年を上回った。
ただ、米国の富裕層は米金融当局の利上げによってコストが上昇したローンから離れつつある。
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