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概要:スウェーデンの大手不動産会社SBBが大幅なディスカウントで一部社債の買い戻しを提示しているが、S&Pグローバル・レーティングはこの提案がデフォルト(債務不履行)に等しい可能性があると指摘した。
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2023年11月18日 4:11 JST
不動産危機のSBB、大幅なディスカウントで社債買い戻し提案
買い戻しの最終的な結果が公表され次第、格付けを判断-S&P
スウェーデンの大手不動産会社SBBが大幅なディスカウントで一部社債の買い戻しを提示しているが、S&Pグローバル・レーティングはこの提案がデフォルト(債務不履行)に等しい可能性があると指摘した。
S&Pは17日、SBBの格付けを「選択的デフォルト」への引き下げ方向で見直すと発表した。SBBの社債買い戻しの最終的な結果が公表され次第、S&Pはあらためて格付けを評価する方針だという。
スウェーデンでは低金利時代に多額の資金を借り入れた多くの企業が、借り換えに苦戦。同国は借り入れコストの上昇と不動産評価額低下の二重苦に直面し、不動産危機に陥った。この中心にあるのがSBBだ。
SBBは最近、カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントに学校施設ポートフォリオを売却し、現金を受け取ることに合意。負債コストを削減し、高額な借り換えを回避するため、同社は額面以下で取引されている今のうちに社債を買い戻そうとしている。しかし格付け会社は、債権者が受け取る金額が当初約束された額を大幅に下回っていると判断した場合、こうした取引をディストレスとみなすことができる。
SBBは16日、ハイブリッド証券の一部について額面1ユーロにつき最低15セントの価格を想定した公開買い付けを提示。最大6億ユーロ(約980億円)の買い戻しを目指している。
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