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マイアミがＮＹに代わり世界金融センターになる可能性－グリフィン氏
概要：ヘッジファンド運営会社シタデルの創業者ケン・グリフィン氏は、自身の新天地である米フロリダ州マイアミについて、いずれニューヨークに代わり世界の金融センターになる可能性があると語った。
グリフィン氏らウォール街の大物は近年マイアミにこぞって移住
「マイアミは米国の未来を象徴していると思う」－グリフィン氏
ヘッジファンド運営会社シタデルの創業者ケン・グリフィン氏は、自身の新天地である米フロリダ州マイアミについて、いずれニューヨークに代わり世界の金融センターになる可能性があると語った。
グリフィン氏は14日、マイアミで開催された「シタデル・セキュリティーズ・グローバル・マクロ・カンファレンス」でブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じ、「『ウォールストリート・サウス』がどれほど大きくなるか、これから目の当たりにするだろう」と語った。
ウォール街の大物はここ数年、温暖な気候や州所得税がないことにひかれてフロリダ州南部にこぞって移住している。昨年マイアミに転居したグリフィン氏は、シタデルの本社となる10億ドル（約1500億円）超の高層ビルや、小児病院やサッカーなどに対する幅広い政治的・慈善的寄付によってマイアミの姿を一変させる計画だ。
一方、グリフィン氏は依然としてニューヨークも高く評価している。シタデルはニューヨークでもかなりのプレゼンスを維持し、超高層オフィスビルを建設する方針だ。
同氏は「ニューヨーク市は金融サービスだけでなく幅広い人材の密度が世界トップクラスだ」とし、「ニューヨークはキャリアに情熱を燃やす思慮深い人々の中心地となっている」と語った。
その上で、フロリダ州には成長を促す政治的環境があると指摘。「マイアミは米国の未来を象徴していると思う」と述べた。
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