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概要:英銀バークレイズが永久劣後債(その他Tier1債=AT1債)の発行を準備していると事情に詳しい関係者が明らかにした。
英銀バークレイズが永久劣後債(その他Tier1債=AT1債)の発行を準備していると事情に詳しい関係者が明らかにした。
スイスの銀行UBSグループによる今年3月の救済合併合意に伴い、クレディ・スイス・グループが発行した約170億ドル(現在の為替レートで約2兆5600億円)相当のAT1債が無価値となった。
UBSはその後初の起債に動いたばかりだが、バークレイズが続くことは、市場回復の新たな兆しと受け取れる。UBSのAT1債への需要は旺盛で、約10倍の応募超過となった。
非公開情報を理由に関係者1人が匿名を条件に語ったところでは、バークレイズはベンチマークサイズのドル建てAT1債を表面利率10.5%前後で起債したい意向という。15日中に価格設定が行われる可能性がある。
新たなAT1債発行は、バークレイズにとって、株式だけに頼らずに中核的自己資本要件を満たすための重要なクッション「その他Tier1(AT1)資本」の強化につながる。
UBSと同じく、自己資本のトリガーイベントが発生した場合、既存株主の同意を条件に株式への転換を可能にする仕組みが、バークレイズのAT1債にも組み込まれている。
銀行が発行するグローバル偶発転換社債(通称CoCo債)の価格は、3月の落ち込みから回復している。ブルームバーグ・グローバルCoCoバンキング・スタティスティクス指数は3月20日以降で15%上昇し、平均イールドプレミアムも240ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小した。
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