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概要:ヘッジファンド運営会社スカルプター・キャピタル・マネジメント(旧オクジフ・キャピタル・マネジメント)では、7-9月(第3四半期)に旗艦ヘッジファンドからの顧客資金の引き揚げが6億6700万ドル(約1000億円)に上った。6四半期連続の資金純流出となった。
ヘッジファンド運営会社スカルプター・キャピタル・マネジメント(旧オクジフ・キャピタル・マネジメント)では、7-9月(第3四半期)に旗艦ヘッジファンドからの顧客資金の引き揚げが6億6700万ドル(約1000億円)に上った。6四半期連続の資金純流出となった。
8日の届け出によると、マルチストラテジーのマスター・ファンドと関連ポートフォリオは9月末時点で約81億ドルを運用し、年初から第3四半期末までの運用成績がプラス11.7%となった。
同社の「オポチュニスティック・クレジット・ファンド」も7-9月に資金流出となったが、「インスティテューショナル・クレジット・ファンド」および不動産ファンドは資金流入となった。
同社の総資産は7-9月に約10億ドル減の338億ドルとなった。スカルプターは過去10年間、ほぼ衰退の一途をたどっている。
スカルプターはリズム・キャピタルとの合併計画を巡り、激しい争いに巻き込まれている。リズムは、ボアズ・ワインスタイン氏率いるファンドマネジャー連合と数カ月にわたり、スカルプターの買収合戦を繰り広げてきた。先月には、スカルプター創業者のダン・オック氏が、リズムからの修正買収案に同意した。これが決定的な提案となる可能性がある。
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