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概要:10月に米国債売りが強まった局面で、ゼロクーポンの割引債として販売されるストリップス債に投資家の買いが殺到した。米国債利回りが数年ぶりの高水準から低下するとの見方に投資家が賭けていることを示す。
2023年11月8日 13:32 JST
ストリップス債の増加幅は1兆5000億円超え、過去2番目の水準
米国債利回りの低下局面での投資妙味に期待
ストリップス債は米財務省ではなく、証券会社などが組成する。米国債を構成する将来のキャッシュフローである元本と金利を切り離し、満期時の額面から割り引いた価格で個別の証券として販売される。再投資されるクーポン収入がないため、市場の実勢利回りが低下する局面で最もパフォーマンスが良く、利回りの上昇局面では最も不利に働く。
ストリップス債への転換が最も多い米30年債の利回りは10月に07年以降で初めて5%を上回ったが、その後は四半期定例入札で同年限の増額ペース鈍化が示されたことを受けて、4.75%を下回る水準まで低下している。
ストリップス債の残高総額は10月時点で約4580億ドルと、過去最高水準に拡大。総額26兆ドルの米国債発行残高に占める割合は2%未満と、歴史的な基準からすれば比較的小さい。08年には4%を超えていた。
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