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概要:米アップルのスマートフォン「iPhone」を受託製造する台湾の鴻海精密工業の10月の売上高は、前年同月比で4.6%減少した。中国当局が同社に対する調査を開始したことに伴う事業の不確実性を反映している。
2023年11月6日 7:36 JST
10-12月期については「大幅な」伸び示す見通しを堅持
中国当局が税務調査や土地利用に関する検証を実施と国営メディア
米アップルのスマートフォン「iPhone」を受託製造する台湾の鴻海精密工業の10月の売上高は、前年同月比で4.6%減少した。中国当局が同社に対する調査を開始したことに伴う事業の不確実性を反映している。
フォックスコンとしても知られる鴻海の発表資料によると、10月の売上高は7412億台湾ドル(約3兆4300億円)。年末のiPhone出荷のため通常最も忙しくなる10-12月(第4四半期)については、「大幅な伸び」を示すとの見通しを堅持している。アップルの最新スマホ「iPhone 15」は9月に発売された。
鴻海は発表資料で「操業は順次拡大していく」と説明したが、詳細には触れなかった。
中国の国営メディアは10月22日、当局が同社を巡る税務調査や土地利用に関する検証を実施していると報じた。同社は当局に協力すると表明している。
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