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概要:フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルの7-9月(第3四半期)の利益は大幅に減少した。リテール部門の金利ヘッジが裏目に出たことが響き、スワボミル・クルパ最高経営責任者(CEO)にとって頭痛の種が増えた。
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2023年11月3日 17:47 JST
フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルの7-9月(第3四半期)の利益は大幅に減少した。リテール部門の金利ヘッジが裏目に出たことが響き、スワボミル・クルパ最高経営責任者(CEO)にとって頭痛の種が増えた。
ソシエテ・ジェネラルの3日の発表によると、収入は前年同期比6.2%減、純利益は80%減。今回の業績には、さまざまな部門ののれん代の評価損や繰り延べ税金資産の引当金など、6億1000万ユーロ(約975億円)の一時的な調整が反映されている。
また、フランスのリテール部門が低金利の影響に対抗するために採用したヘッジも減益要因となった。こうした取引は最近の数四半期に裏目に出ており、その悪影響は第3四半期にピークに達した。同行は以前、国内市場の純金利収入が通期に20%減少するとの見通しを示していたが、今回はそれを上回る減少になる可能性があると説明した。
Key figures (in €M) | 3Q23 | 3Q22 | YoY change | Estimates |
---|---|---|---|---|
Revenue | 6,189 | 6,600 | -6.2% | 6,469 |
Provisions | 316 | 456 | -30.7% | 366 |
Net income | 295 | 1,445 | -79.6% | 332 |
Equities trading revenue | 800 | 808 | -1% | 703 |
FIC trading revenue | 514 | 539 | -4.6% | 480 |
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