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概要:米ミシガン大学が発表した10月の消費者調査(確報値)では、1年先のインフレ期待が5カ月ぶりの高水準に上昇した。ガソリンの値上がりを受け、消費者の景気に対する見方は悪化した。
5-10年先のインフレ期待は3%、前月の2.8%から上昇
消費者マインド指数は63.8、前月から4ポイント余り低下
米ミシガン大学が発表した10月の消費者調査(確報値)では、1年先のインフレ期待が5カ月ぶりの高水準に上昇した。ガソリンの値上がりを受け、消費者の景気に対する見方は悪化した。
キーポイント |
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調査では今後1年間のガソリン価格について、インフレ率が約40年ぶりの高さを記録した2022年6月以来の大きな上昇になるとの見方が示された。この日先に発表された9月個人消費支出(PCE)統計では、エネルギーの値上がりが影響し、総合価格指数が市場予想を上回る伸びとなった。
米PCE、9月はコア価格指数が4カ月で最大の伸び-支出加速 (2)
ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「消費者はインフレが昨夏のピークから鈍化したことを認識しているが、家計の厳しさが続いて購買力が低下していることが念頭にある」と発表文で指摘。「それでも、堅調な所得が引き続き支出全体を支えている」と述べた。
今回の調査では、今後1年間は失業よりもインフレの方がより大きな苦境をもたらすとの回答比率が80%超と、約1年ぶりの高水準。物価高が生活水準を低下させているとの回答は半数近くに上り、過去15カ月で最も高い水準となった。
インフレに加え、中東情勢緊迫化や下院議長選出を巡る混乱、トランプ前大統領の法的問題などの話題も消費者心理を圧迫。消費者マインド指数は63.8と、前月から4ポイント余り低下した。現況指数、期待指数はともに悪化した。
シュー氏は、保有株式の価値下落を受けた高所得者層のマインド低下にも言及。この状況が続けば「今後数カ月の消費に下振れリスクをもたらす可能性がある」と続けた。
統計の詳細は表をご覧ください。
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