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概要:フェイスブック親会社の米メタ・プラットフォームズは25日、広告事業が支出のマクロ経済環境に大きく左右されるとの見解を示した。同日発表した7-9月(第3四半期)決算では、アナリスト予想を上回る増収だったが、幹部の業績見通しを受けて株価は時間外取引で一時約3%下落した。
7-9月期はアナリスト予想を上回る増収、広告事業回復の兆し
仮想現実やAIへの投資継続、24年経費は最大990億ドルに増加へ
フェイスブック親会社の米メタ・プラットフォームズは25日、広告事業が支出のマクロ経済環境に大きく左右されるとの見解を示した。同日発表した7-9月(第3四半期)決算では、アナリスト予想を上回る増収だったが、幹部の業績見通しを受けて株価は時間外取引で一時約3%下落した。
スーザン・リー最高財務責任者(CFO)は投資家向け電話会見で、「われわれはマクロ環境の変動に大きく左右される。2024年の収入見通しは不透明だ」と述べた。
7-9期の売上高は342億ドル(約5兆1400億円)で、アナリスト予想平均の335億ドルを上回り、昨年から始まった広告事業の不振から回復しつつあることが示唆された。
同社は今年、従業員数千人を削減し、幅広いプロジェクトを整理。一方で人工知能(AI)を使ったアルゴリズムや広告事業の改善に重点を置いた。
メタの中核の広告事業は回復傾向にある。インスタグラムとフェイスブックでは「リール」と呼ぶ短編動画サービスを推進。ユーザーがアプリをスクロールする時間を増やすのに役立っているが、メタの広告主は新形式に慣れるのに時間がかかっている。
一方で仮想現実(VR)やAIなどのプロジェクトへの支出には投資家から厳しい目が向けられている。メタは25日、2023年の経費見通しを870億-890億ドルに引き下げた。
コスト削減により、営業利益率は前年同期の20%から40%に拡大。メタの7-9月期の1株利益は4.39ドルで、前年同期の1.64ドルから増加した。
24年の経費は940億-990億ドルへの増加を見込む。その大半は、複雑なAIやVRのツールを動かす技術インフラの継続的拡張と、そうした製品を構築する「より高コストの技術的役割」に就く人員の採用に充てると説明した。
メタはスマートグラスとヘッドセットを製造するリアリティー・ラボ部門の業績も発表。売上高は2億1000万ドルで、37億ドルの営業損失を計上した。アナリスト予想平均では、売上高は3億1340万ドル、営業損失は39億4000万ドルと見込まれていた。
メタ全体の月間ユーザー数は、7-9月期最終月に7%増え31億4000万人。アナリスト予想は30億5000万人だった。
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