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サウジ、バレル110ドルまで自主減産継続へ－アンデュラン氏
概要：著名な石油トレーダー、ピエール・アンデュラン氏は原油価格が少なくともバレル当たり110ドルに達するまで、サウジアラビアは現在の供給抑制を続けるとの見通しを示した。
著名な石油トレーダー、ピエール・アンデュラン氏は原油価格が少なくともバレル当たり110ドルに達するまで、サウジアラビアは現在の供給抑制を続けるとの見通しを示した。
アンデュラン・キャピタル・マネジメントの創設者である同氏は、リヤドで開催されている国際投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ（ＦＩＩ）」の質疑応答で、向こう数カ月に在庫が減少するとの予想を示した。「市場はいつか、さらなる供給を懇願せざるを得なくなるだろう」と述べた。
「サウジはいつ、どの価格で供給を元に戻すか決めなければならない」とアンデュラン氏。「１バレル110ドル前後で調整する可能性が高いというのが、私個人の見通しだ。つまり、価格には上昇余地がある」と続けた。
サウジは７月、従来の抑制策に加えて日量100万バレルの自主減産を実施すると宣言。今月には、減産を年内は続けるとも発表した。
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