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概要:米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は19日、たとえ経済成長率が予想より多少高めでも、政策金利を据え置くべきだとの見解を示した。
「経済・金融情勢はほぼ私の予想通りに推移している」
忍耐強いが断固とした金融政策姿勢によって経済の軟着陸可能に
米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は19日、たとえ経済成長率が予想より多少高めでも、政策金利を据え置くべきだとの見解を示した。
CFA協会向けの講演で同総裁は「金利を現状維持できる段階にある」とし、「今のところ経済・金融情勢は私のほぼ予想通りに推移しているが、最新データを注視している。データは私の基本予想より幾分、強めになっている」と語った。
また同総裁は、個人消費の力強さが報告されていることに言及し、「少し謎だ」と述べた。自身が接触した小売り関係者は消費者がより慎重になっていると指摘するが、政府統計では家計が支出を控えていないことが示されていると話した。
ハーカー氏は、学生ローン返済再開や商業用不動産の苦境、債券利回り上昇や中東の紛争など、経済見通しに対するさまざまなリスクを列挙した。
「これらを総合すると、政策金利を据え置くことが賢明な方針であることが浮かび上がる」とし、「忍耐強いが断固とした金融政策スタンスによって、われわれ全員が期待する経済のソフトランディング(軟着陸)が可能になるだろう」と語った。
講演後の質疑応答では、インフレ率を当局の目標である2%に減速させるため金利は「当面、高い水準にとどまる」との見方をかなり強調したい考えを示した。「われわれはそこに到達しつつあるが、まだそこに至ってはいない」と述べた。
ハーカー総裁の講演に先立ちパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は同日、連邦公開市場委員会(FOMC)次回会合での金利据え置きに当局が傾いていると示唆する一方、底堅い経済成長を示す新たな兆しが確認されれば将来的に追加利上げする可能性を残した。
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