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概要:欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は13日、必要に応じて金利を再度引き上げるとの考えを示し、これまでの行動の波及効果を当局者らは見極めているところだと語った。
当局者らはこれまでの行動の波及効果を見極めている-総裁
「これまで見られなかったような金融状況の引き締まりが見られる」
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は13日、必要に応じて金利を再度引き上げるとの考えを示し、これまでの行動の波及効果を当局者らは見極めているところだと語った。
ラガルド氏はモロッコのマラケシュでのパネル討論で、当局者らはユーロ圏や世界中の景気見通しに影響を及ぼす「複数の動的要素」を検証していると発言。
「これまで見られなかったような金融状況の引き締まりが見られるようになっている」とし、「強力だが遅行する」金融政策の効果は経済にまだ完全には及んでいないとの見解を示した。
「前にも言ったように、われわれの目的と使命はインフレを中期的に2%に戻すことだ。われわれはそれを実現する。それは現在起こりつつある。必要ならば、一段の行動をとる用意がある」と同氏は話した。
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